1ダイヤスリザリンと魔法学校 投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月18日(木)17時53分02秒
以前は、大変迷惑をおかけしました。
しかし、文才を磨き、同じ板にある駱駝さんの力を借り、新しくお話を書こうと思っています。
大変失礼な事をしていたのは深く反省します。
しかし、私は心を改め、物語を白から書き直しました。
根気よく更新していくので、ここにおいて下さる事をお許しください。

こんな謝罪から始まりましたが、最後まで書き通そうと思っているので宜しくお願いします。
2投稿者:登場人物  投稿日:2007年10月18日(木)18時18分02秒
ダイヤ・リヴェストリ(スリザリン)
今作の主人公。動物と会話ができる不思議な少女。両親の顔は一度も見ずに、自力で生き伸びてきた。リヴェストリは、自分が勝手に考え出した名前。
何でもできる、非常にオールマイティな彼女だが、主に得意な科目は変身術と魔法薬学。運動神経も抜群で、とても背が高い。

パンドラ
ダイヤの家に住む、黒いオオカミ。ダイヤの物心がついた日からダイヤのもとにいる。
人を襲う事はないが、鳥が苦手。

マーリン
ダイヤに手紙を届けにきたフクロウ。紳士服を着ているような模様がある。

マグゴナガル先生
ダイヤの買い物を手伝ってくれたホグワーツの先生。
変身術を教えている。

ハグリッド
ダイヤ、ハリーと行動を共にした大男。ホグワーツの先生ではないが、
禁じられた森の入り口の側に建てられた小屋に住んでいる。
3投稿者:登場人物続き  投稿日:2007年10月18日(木)18時20分26秒
ハリー・ポッター
原作に登場した主人公。
ダイヤの最初の親友。ハリーも両親がいないらしい。主に得意な科目は闇の魔術に対する防衛術。クィディッチが得意。

ドラコ・マルフォイ
ダイヤ、ハリーに意地悪をしてくる嫌なスリザリン生。家がとてもお金持ちで、純血じゃない魔法使いの事を嫌っている。

ハーマイオニー・グレンジャー
ダイヤの親友。ダイヤと並ぶほどの秀才だが、無理をしすぎてパンクする事もある。
全教科満点という記録を残すほど頭がいい、どの授業でも教科書丸写しの発言をする。

ロナウド・ウィーズリー
通称ロン。ダイヤの親友。ダイヤよりも背が高く、空気を読むのがヘタ。得意な科目はないようだが、チェスがとても強い。

ヴォルデモート(例のあの人)
ダイヤ、ハリー、ダンブルドア以外はこの名前を呼ぼうとしない。
巨大な力を持つ大魔術師だが、ハリーを殺そうとしたときに消え去ってしまったらしい。

ダンブルドア先生
誰もが尊敬する大魔術師。ホグワーツの校長。
行動がとても子どもっぽいが、ダイヤ、ハリーともに尊敬している人物。
4投稿者:第一章―手紙―  投稿日:2007年10月18日(木)18時22分50秒
――何もない、暗闇の中。
ダイヤは、何も身に纏わず、音もないこの空間で走り続けていた。
何者かに追われるように、何度も、何度も、後ろを振り返り、自分の足に躓きながら走り続けていた。

突然、何かに足を絡められ、ダイヤは前につんのめってしまった。
そのまま何かにぐるぐると巻き取られ、ダイヤは身動きが取れなくなってしまった。
ダイヤの裸体に、何かもわからないすべすべした気持ちの悪い感触が巻き付く。

首筋に何者かの生暖かい吐息があたる…… 。

自分の予想が外れていますようにと祈りながら、恐る恐る後ろをふりむく…… 。
現実はダイヤを裏切らなかった。

『ダイヤ… 』
シューシューと名前を呼んだそれは、とてつもなく巨大な大蛇だった。
背筋がゾクゾクするような冷たい声…… 。

この大蛇が、とんでもなく恐ろしいという訳ではなかったが、大蛇が発する冷たい声には、恐怖そのものが溶け込んでいるようだった。
5投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月18日(木)18時23分48秒
「あ、あなたは?なぜ私の… 名を… ?」

ダイヤは声にならないカラカラ声で大蛇に訪ねた。

『賢者の石を… グリンゴッツの石をもって俺様のもとへこい…… 。ダンブルドアが動き始めた… 』

ダイヤの声を無視して大蛇は言った。
大蛇の一言一言にダイヤは震え、今にも泣きそうな表情をしながらまた口を開いた。

「い、石?ダンブルドアって…… ?」

ダイヤは取り乱して、自分でも訳がわからない言葉を口走った。

『時間がないのだ、ダイヤ、はやく賢者の石を… !』

大蛇はダイヤの鼻に舌があたるくらい顔を近づけた。
大蛇の、亀裂が入ったような瞳孔の眼はダイヤの恐怖におびえる顔を捉えた。
6投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月18日(木)18時24分40秒
不気味な緑色に光る、大蛇のうろこが一枚一枚数えられるようだった。

『急げ、ダイヤ… !ダンブルドアに先を越される前に… !』

大蛇がカッと口を開く、再び背筋がゾーッとするような感覚に教われた。
鋭い牙が何本も並んでいる……

このままでは危ない
大蛇に殺される…… !

身動きが取れないまま、ダイヤは目をつむった…… 。
7投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月18日(木)18時26分02秒
――意識の隅の方で誰かが自分の体に触れているのを感じた。
眠気が追い払われ、ダイヤはだんだんと現実に引き戻されて行った。

重いまぶたを静かに開くと、最初はぼやけて見えなかったが、徐々に自分の部屋の景色が見えて来た。

赤いカーテンの窓、緑のテーブル掛けがかけられたテーブル……

大蛇は居ない、冷たい声もしない…… 。

そこはいつもと変わらない我が家だった。

「夢か…… 」

ダイヤはほっとため息をつき、そのまま窓の方に目を向けた。
窓から見える景色はまだ暗い 。
壁時計の針は四時を指している。かなり早く目が覚めてしまったようだ。

夢から覚めたのに妙に落ち着かない…
8投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月18日(木)18時27分14秒
ダイヤはさっきまで見ていた夢を懸命に思い出そうとしたが、一つもシーンが思い浮かばなかった。
覚えているのは、自分が巨大な大蛇に何かをいろいろと問われたこと、背中がぞっとするような冷たい声がしたこと…… 。

さっきの冷たい声だけが頭の中でこだまする…… 。また恐怖の波がダイヤに押し寄せてきた。
体に手をやると、びっしょりと嫌な汗をかき、小刻みに震えていた。
心臓が、外に出ているのではないかと思うくらい、ドクンドクンと音を立てて鳴っていた。

『ダイヤ…… 』

なにかがそっとダイヤの膝に触れた。そこには黒いオオカミの鼻面がおかれていた。
突然声をかけられた為、一瞬飛び上がったが、パンドラだとわかるとダイヤは心から安心した。むしろパンドラが今この場にいた事に感謝した。

「パンドラ…… 。ありがとう、心配してくれて」

ダイヤはパンドラを優しくなでた。
黒く、整った毛並みに吸い込まれそうな自分の手を眺めていると、とても暖かい気持ちになれた。
パンドラの温もりが手から伝わってくる 。
パンドラに触れているうちに、少しずつダイヤは落ち着いて行った。
9投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月18日(木)21時09分28秒
『大丈夫かい?ダイヤ。震えているよ… 何か怖い思いでもしたのかい?』

パンドラがダイヤを心配そうに覗き込むと、黄色い瞳がダイヤの顔を映し出した。
顔色が真っ青だ。

「ええ… 。夢を見たの… でもただの夢よ、気にする事は無いわ」

ダイヤは頭をふり、冷たい声を頭から追い払った。

――こんな事、今まで一度もなかったのに…… 。

もう一度パンドラをなでると、強ばる体を無理矢理起き上がらせた。
窓からもう一度外を眺めると、さっきは暗かった空がすこしだけ白みがかっていた。
ダイヤは、窓の方に歩いていき空気を吸うために窓を開けた。

そろそろ夏も終わる、それを知らせるように、夏の草の香りを運んできた風がダイヤの頬をなでるように通り過ぎた。
すると、窓に一番近い木からフクロウがホッホウと鳴きながら別の木に飛び移った。



一番静かなひとときだ…… 。
10投稿者:駱駝  投稿日:2007年10月18日(木)21時34分43秒
早速私のを使ってくれましたね。
ここから先は私も知らないので、どういう展開になるのかが楽しみです。
応援していますよ。
11投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月20日(土)10時09分57秒
いやな気持ちは吹き飛び、ダイヤは少しだけ心が軽くなったような気がした。

窓を閉めると、ダイヤはクローゼットを開けて着替え始めた。
するすると服に腕を通し、クローゼットの扉の内側に付いている鏡に全身を映した。

背はやや高めで、細身だったが、ダイヤは驚くほどの運動能力が備わっていた。
背中まであるシルバーブロントの髪は、一本のゆったりとした三つ編みでまとめられていた。

ダイヤのその容姿で特徴的なのは、透き通るような白い肌をした顔に二つある、ルビーを思わせる真っ赤な瞳だった。
普段は切れ長なその目を見開くと、威嚇する蛇を思わせる程だ。
しかし、ダイヤはこの恐ろしい瞳が嫌いだった。

鏡から目をそらすとクローゼットの戸を閉め、まだ少し時間は早いが(と言っても何もする事がないので)食事の支度を始めた。
12投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月20日(土)10時11分51秒
ダイヤは長い事一人で生活してきたため、一般的な家事は一人でこなすことができた。

物心がついたときにはもう一人で家事が出来るようになっていたのだ。
パンドラは、仲のいい友達だが、まずオオカミだからという理由で、ダイヤが生きていく上では、手伝ってくれることはなかった。

端から見れば、赤ん坊が家事が出来るまで飢え死にしなかったのかと不思議でしょうがない事なのだが、それはダイヤ自身にもわからなかった。
むしろ、ダイヤはあまりその事を考えたがらず、頭の奥深くに封印していた。

慣れた手つきでナイフを操り、芋の皮を剥いていると、突然パンドラが窓に向かって唸り出した。

「どうしたの?パンドラ」

突然のパンドラの行動に驚くダイヤ。

『窓の側に何かいる!』

「え?」
13投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月20日(土)10時14分46秒
窓に向かって唸り続けるパンドラ。
ダイヤはそれを押しのけ、恐る恐る窓に近づいた。

小さな黒い影が見える。

また、今朝の夢を思い出し、吐き気がしてきた。
しかし、変な物だと怖いので、とりあえず立ち向かえるような物を探した。

パンドラは、まだギチギチと歯ぎしりをし、窓に向かって威嚇していた。
ダイヤも、手のフライパンに力を入れ、握り直し、身構えた。
そして、音を立てて勢いよく窓を開けた。





そこには…… キリッとした森フクロウがとまっていた。
大きな黄色い目、それを強調しようとするかのように、目の周りを、ぐるっと白い模様が、眼鏡のようになっていた。
しかも、まるで蝶ネクタイをしているような模様が首元にあったので、よけい知的なフクロウに見えた。
14投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月20日(土)10時17分04秒
『フクロウ!』

パンドラは絶句した。
そして、毛を逆立てて一声吠えると、外に飛び出してしまった。

ダイヤも、たかがフクロウに警戒していた自分が恥ずかしくなり、一瞬ガクッとよろめいた。

フクロウは、こちらが切り出すのを待っているらしく、何も言わずにダイヤを見つめていた。
数秒経って、ようやくダイヤが口をきけるようになると、注意深く言葉を選びパクパクとフクロウに訪ねた。

「あなたは… 誰ですか?」

もう少し言葉を考えればよかったと思った頃、フクロウは首を一回転させ、こちらに向き直った。
本当にグルリと首が回ったので、ダイヤは腰を抜かしそうになった。

丸い大きな黒い目が、パチクリとダイヤの顔を覗き込み、甲高い、しかしビードロのようなテキパキとした声で言った。

『あなたはダイヤ・スリザリン様ですね?』
15投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月20日(土)10時18分33秒
ダイヤは目を見開いた。
目を見開く事を好まないダイヤだったが、今はそれどころではない。

何故私がダイヤって言う事を知っているの?初対面なのに!そんなことより、スリザリンってなんの事?私が?そんなへんてこな名前な訳ないじゃない。一応、自分で仮にだけど、リヴェストリという名前を付けたのよ!二つも名前なんていらないわ!

と言う言葉を飲み込むかわりに、フクロウを、穴があくほどまじまじと見つめた。
するとフクロウは、自慢げに胸を張っていった。

『なぜ私が名前を知っているか、驚いたでしょう!』

フクロウは大きな目を細めて、いかにも微笑んでいるようだ。

『なんですかその手に持っている物は、まさか私を焼いて食べるつもりでいたのではないでしょうね?』

フクロウが明るくホッホウと笑いながら言った。
五、六回素早く瞬きをした後、はっと気づきダイヤは手に持っていたフライパンを慌てて机においた。
危うく机においてあったグラスが落ちそうになったが、フクロウがそれを止めてくれた。
フクロウはまたホッホウと笑った。
16投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月20日(土)10時19分57秒
『それより、あなたに話したいことがあるので、少しあなたの家の中にお邪魔させて頂いてもよろしいかな?多分話しが長くなると思うので…… 』

「あ、はい、どうぞ… 」

それを聞くと、フクロウは部屋の中にスィーと入ってきた。

フクロウは、当たり前のように椅子の背もたれの部分に止まると、羽を畳んで嘴で整え始めた。
それからしばらくの間、フクロウは羽の手入れをしていたが、ようやく口(嘴と言うべきだろうか)を開いて、ダイヤの瞳を真っ直ぐ見つめて訪ねた。

『さて、なぜ私があなたのもとへきたのかはお分かりかな?』

「あ、いえ… 」

ダイヤの力ない答えに愕然としたフクロウは、体制を立て直しながら、ため息をついた。

『ハァ… 仕方ない、最初からお話ししますね』
17投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月20日(土)10時23分04秒
 
18投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月22日(月)17時12分24秒
本当に長くなりそうなので、ダイヤは窓を閉めてから椅子に腰をかけ、フクロウの話に耳を傾けた。
フクロウはしばらく黙り込んでいたが、一呼吸すると話し始めた。

『まずは…… そうだ、自己紹介をしていませんでしたね。私の名前はマーリンと言います、変な名前だなんて言わないでくださいね。そして、なぜ私がここにきたのかは…… 』

そこで、マーリンはダイヤがもの言いたげな表情をしていたので一回区切った。

『…… どうしました?』

「あの、えーと…… 。私、仮に『リヴェストリ』と言う名前なんです。
今までも、それで通してきたんですけど…… 。さっき、あなたが『スリザリン』と言ったので、不思議に思っていて…… 。」

マーリンは目を見開いた。

『すると…… 。あなたは本当の名前を知らない…… と?』

マーリンの顔は、驚きに充ちていた。
19投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月22日(月)17時14分02秒
――本当の名前?なによそれ、私はダイヤ・リヴェストリなの、
  それ以外の誰でもない、なぜこのフクロウは、私の名前のことをつべこべ言うの?

ダイヤは、本当はこういいたかったが、それではあまりにも失礼なので、丁寧な言葉遣いに切り替えた。

「すみません、私、生まれた頃から独りぼっちで…… 親の顔も見た事が無いんです。
だから、本当の名前がどうだとか、そんなこと、一切知らないんです。
それでも、なぜだかここまで一人で生き延びちゃったんです」

ダイヤは、自分でもいっていることに驚いた。
普段あまり気にしていなかった事が、よくよく考えてみると、今ではものすごい大問題に感じた。
そして、同時に今までそれを考えなかった自分に腹が立った。

『ほう…… 。ではあなたは、本当の事を知りたい…… と、お望みで?』

ダイヤは頷いた。
20投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月22日(月)17時15分38秒
ここまでいわれたのだから、焦らされたくはない。
最後まで真相を確かめたかった。
マーリンは考え込んでいるようだった。ダイヤも、口をつぐみ、マーリンが話しだすのを待った。




しばらく沈黙が続いた。




自分の質問の仕方が悪かったのだろうか、失礼なことを言っただろうか?
そう言えばパンドラは、あれからどうしたのだろうか。
全く何故あんなに鳥が嫌いなのか、肉食動物のくせに、気が小さい奴なんだから。

頭の中で、色々な考えがグルグルと回り始めた時、マーリンは決心したように深いため息をついてから話し始めた。

『単刀直入に言います。あなたは…… 魔法使いです』
21投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月22日(月)17時24分23秒
マーリンの一言で、今までの考え事は一気に吹き飛んだ。
切り出したのがいきなりだったので、驚きはしたが、内容にもっと驚いた。

魔法使い!?何ですって!あの、チチンプイで、王子様をカエルに変えたりすること?
箒で空を飛んだり、怪しい薬を作ったりする、あの魔法使い?そんなばかな!

「え、でも…… 」

『まあまあ、最後まで聞いてください。しかもですね、あなたは、今の時代に生まれたのではないのです』

ダイヤは再び頭がぐちゃぐちゃになっていた。「魔法使い」という言葉だけでも手一杯なのに、
「今の時代」が…… 何ですって?
人間というものは、歳を取るのだ。今の時代に生まれたのではないというのなら…… 。

「今の時代って、それは…… つまり… 」

『近未来的な言葉でいうと、タイムスリップですね。しかし、今のような場合は、この言葉は、相応しくはありません。
時間を超えたのではなく、あなたが、今まで、子どもの姿のまま、眠っていたのです。
歳も取らずにね』
22投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月22日(月)17時26分51秒
ダイヤはいまいちマーリンの説明を理解する事ができなかったが、今までなぜ自分が生き延びてこられたのかだけがわかった。
『生き延びた』ではなく『生きていた』のだ。
自分でも何を言っているのかはわからなかったが、感覚的に理解できた。

ダイヤはそこで、眠り姫の物語を思い出した。お姫様が糸を紡ごうと糸車に、手をかけた瞬間、
深い眠りに落ち、1000年も眠り続けるお話だ。
1000年なんて、考えただけでも気が遠くなる年月だ。

『あなたは、ずっと昔から、今日に至るまで眠っていた、偉大なる魔法使いなのです!』

マーリンは目を輝かせて大声でそう言い切った。
ダイヤは、衝撃の事実に言葉を失い、ただ、椅子に座ったまま、マーリンを見つめていることしかできなかった。

『あ、そうそう。あなたに渡すものがあるんですよ』
23投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月22日(月)17時28分31秒
混乱しているダイヤをそっちのけに、マーリンは左の翼の付け根から封筒のようなものを取り出した。

『あなた宛の手紙です』

マーリンは、くちばしで、その手紙をダイヤの方に、テーブルの向こうから滑らせた。

「ちょっとまって」

ダイヤは、ある程度頭の掃除を済ませると、よこされた手紙をよけて、マーリンに言った。

『なんでしょうか?』

マーリンは一瞬目を伏せてダイヤの方を向いた。

「ええと、私のお母さんとお父さん、つまり両親のことだけど、その人たちは今どこへ?その、死んでしまわれたのですか?…… うーん、私はいつの人間だったんですか?」

つっかかりながら、ダイヤはそう言い切ると、頭の中が軽くなった気がしたが、マーリンのこたえに期待を膨らましていたので、ダイヤの心臓はまだ高鳴っていた。

『本当に、言ってもよろしいですか?』

マーリンは静かに、はっきりとそう訊いた。ダイヤはしばらく黙っていたが、覚悟を決め、ゆっくりと頷いた。
24投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月22日(月)17時29分44秒
 
25投稿者:GREEEN  投稿日:2007年10月27日(土)19時03分34秒
ダイヤスリザリンってなんだよ!!
26投稿者:レプリカ  投稿日:2007年10月28日(日)11時51分04秒
お久しぶりです。
私のワードからいつもは載せていたのですが、どういうわけかデータが行方不明で、今全力で探しております。
ですから、更新が少し遅れるかもしれませんが、そこだけご了承下さい。

25 様>
コメント感謝します。
はい、私も気が付いていたのですが、今更訂正しても遅いと思い、
見て見ぬ振りをしていたのですがさはり突っ込む人はいらしたようですね。
本来は『ダイヤ・スリザリン』ですが、そこはスルー方向でお願い致します。

27投稿者:GREEEEN  投稿日:2007年10月28日(日)16時11分48秒
26答えになってない!
ダイヤスリザリンってハリポタのでてくる
サラザールスリザリンのこと?
ちがう??
ダイヤスリザリンは何か
そういうものとかの名前か??
28投稿者:GREEEEN  投稿日:2007年10月28日(日)16時13分33秒
↑ごめん読んでみてわかった・・・
申し訳ない
29投稿者:レプリカ  投稿日:2007年11月07日(水)11時05分09秒
お久しぶりです。
データが見つかったので、今日中にまた更新しようと思います。

GREEEEN 様>
ダイヤの素性は、物語が進んで行く毎に明かされています。
サラザール・スリザリンと関わり合いがあるかないかは、今後の更新を参考にして下さい。
30投稿者:レプリカ  投稿日:2008年04月29日(火)12時06分21秒
お久しぶりです。
またここを更新しようと思って来たのですが、前半の方を大分変更してしまったんで、新しくスレをたてたいのですが
宜しいでしょうか?
もしも駄目でしたら諦めますが
是非良いと思って下さる人がいれば、たてたいです。
投稿者 メール